切迫早産入院(22日目)

~切迫早産で入院したときに書いた日記を振り返っています~ 33週5日目
今日の診察。子宮頚管1.9cm。また短くなる。
引き続き点滴の生活。
もう刺せる血管が無くなってきていて
肌も固くなってきた。
 
今日は耳鼻科を受診。
しばらく前から耳が聴こえにくくなっていて、
プールの中にいるような感覚。
初めて鼻からカメラを入れる。
チューブ型になっていて「あー」と言っている間に入れられる。
妊婦特有の耳の腫れで多少聞こえにくくなっているだけで
産後しばらくすれば良くなるだろうとのこと。
ただ今回の受信目的とは別に声帯ポリープが発見される。
悪性のものではなく、
声が出にくいとかいう症状がでればまた受診してくださいとのこと。
 
もう3週間も入院していると
変な話だけど病院に愛着みたいなものが出てくる。
この病院で産みたいなと思う反面
上の子を連れてきやすく、通いやすい家の近くがいいなと思ったり。
うーん。。。。
 

長期入院での恐ろしい気持ちの変化

毎日毎日生活をする環境が病院でいると気持ちがまず外にはいきにくくなる。

だって動けないんだもの。

病院内の先生、看護士さんの毎日の動きにすごく目が行くようになる。

担当の看護士さん、今日は見ないな…

先生髪切ったな…

今日はメイクしてないんだな、夜勤明けなのかしら…

あの看護士さんは身体は拭いてくれないんだな、

余計な話が嫌いな感じだな…

接する人が限られていると、その人達の中で自分も生きはじめる。

そして退院後の生活がちょっと億劫になってくる。

しばらくここで生活してもいいんじゃないかとか

冗談じゃなくリアルに思い始めたり。

それまでの日常生活がかなり遠いものになってしまっていました。