切迫早産入院(15日目)

 ~切迫早産で入院したときに書いた日記を振り返っています~ 32週5日目
定期検診の日。子宮けい官2cm。
以前は子宮口も開いていたことが今日わかりびっくり。
引き続き安静生活。
最近座っていることがきつくなってきている。
座るとじんわり汗が出てくる。
 

子宮頚管の経過

入院1日目 1.9cm
入院8日目 1.3cm
入院12日目 2.0cm
入院15日目 2.0cm
入院19日目 2.4cm
入院22日目 1.9cm
入院26日目 1.5cm
入院29日目 1.1cm
 
経過をまとめているページが入院15日目にして登場。
入院生活がいつまで続くかわからない中で、
今までの経過がどう変化して、どうなっていけば大丈夫なのか
眼に見える形でまとめておきたかったのだろうなぁ。
 
お腹の子が大きくなるにつれて
子宮頚管は短くなっていきました。
そりゃそうか。
 
安静を忠実に守ったことが
良かったかわかりませんが
安静にすることだけで子どもを守ることができるんだ!と
信じ込まずにはいられなかった。
 
 

切迫早産入院(14日目)

~切迫早産で入院したときに書いた日記を振り返っています~ 32週4日目

早いもので入院して2週間が経った。

午前中はモニターで1時間。最初の1週間は毎日、膣内洗浄があったので

あっという間に過ぎた。

午後はうとうとしたり、映画やドラマを観たり、本を読めばあっという間に

1日が終わっていく。

1日1日のなかで、息子が成長してくれているのだと思う。

 

昨日は同室の人のいびきがひどく全く眠れず。

眠ることをあきらめて、ドラマを観る。

重版出来。丁寧なドラマだなぁ。

 

騒音対策

大部屋だと、いびきに限らず他の人の生活音が無償に気になってしまうこと

ありました。生活音が音楽を聞いて紛らわしたりできる音量だったらいいのだけど

いびきは音楽を超えていました笑

重宝したのは耳栓ですね!

こんなに数は必要なかったけれど笑

いびきがはるか遠くで「風の音かな」くらいのレベルにはなってくれていて

快適に寝れた日の嬉しさといったら!

 

けれど、耳栓を使った翌日に部屋移動になるというオチ。

「いびきうるさかったでしょう…」って。

気を利かせてくれたんですね。看護士さん。

耳栓はそれ以降は使ってないな…。

 

 

 

 

 

切迫早産入院(13日目)

~切迫早産で入院したときに書いた日記を振り返っています~

32週3日目

今日は点滴の差し替え日。シャワーに掛かれる日。

点滴はなかなかささらないことが多く、

最初6回も刺されたときには、本当に嫌になった。

 

昨日から新しい人が入ってきた。

すごく明るくてお喋り好きなおばさんという感じだったけど

あまり状況が良くなく「妊娠を終わらせなければならない」と

言われていた。

 

総合病院って大きい安心感はあるけれど

なんか機械的に感じることもある。

大部屋で状況を細かく説明されるなんて酷だ。

 

あと3週間~4週間。

ひたすら安静に。

 

妊娠を終わらせる

妊娠すれば出産できることはほぼできると思っていた私にとって

「妊娠を終わらせる」という表現は、妊娠の見方を変えさせられました。

妊娠は絵に描いたように出産にたどり着くとは限らない。

お腹の中の子の状況

お母さんの状況によって

正期産とならずとも「妊娠を終わらせる」こともあるのだ。

それは命が繋がる可能性もあればそうはいかないこともあるということ。

 

大部屋ならでは

妊娠中に特にセンシティブになっていた私は

大部屋で聞こえる話から自分に起こり得ることをいろいろ想像しては

不安になることが多くありました。

聞かなくてもいいことを聞いてしまったり…。

けど個室だとあまりにも遮断されすぎて、これまた欝々としていただろう…。

もうこれは性格だから関係ない人には関係ないんでしょうけどね。

 

 

切迫早産入院(12日目)

~切迫早産で入院したときに書いた日記を振り返っています~

32週2日目

今日、子宮頚管の長さを計ると3㎝。

力んだら2㎝になった。

入院当初 1.9㎝

1週間後 1.3㎝

12日目 2.0㎝

ちょっと安心した。けど引き続き入院。

切迫早産入院(11日目)

~切迫早産で入院したときに書いた日記を振り返っています~

入院生活11日目 妊娠32週1日目

1日1日が大切だ。お腹の中の1日は外の3日に相当するらしい。

少しでも長くいてほしい。

あと最低でも3週間くらいかな。

昨日Wifiが届いて、ずいぶん生活しやすくなった。

映画1本、海外ドラマ2本観て、本読んで、寝る生活。

映画の感想でもつけよう。

今日は日曜日。週末は面会の人が多い。賑やかな声。

家族っていいなと思う。

観た映画:今度は愛妻家

長期入院生活で役立ったものランキング

No1・Wi-Fi

今までスマホで動画を見る習慣もないので、モバイルWi-Fi使っていなかったけれど、入院して動画ではなくラジオをradikoで聞き続けた結果、7日目にして速度制限がかかり、スマホが使い物にならない事態に…。

入院生活がどんだけ長引くかわからないし、時間を持て余してしまうので、せっかくAmazonプライムビデオ入っているし、ゆっくり映画も観たいなと思って。

なぜ最初から手配しなかったのか、最初の7日間を過ごした自分にタイムスリップして「早くWi-Fi借りた方がいいよ!」って教えてあげたいくらい。

データ容量気にすることなく、映画観れるし、消灯後も眠れない日はスマホでずーっと海外ドラマ観たり、ラジオ聴いたりして、独身時代にかえった生活をしていました。

 

No2・テレビ(朝の連続テレビ小説

病室では1000円で1枚テレビカードを買って、テレビ80秒で1円減っていくシステムでした。BSでやっている朝の連続テレビ小説と、再放送で夕方やっていたドクターXを観るのが日課。話の内容うんぬんもあるけれど、放送される時間が決まっているので、それで1日の時間の流れを感じ、「あー今日も何事もなく過ごせたなー」みたいな気分に。気晴らしにはなるけれど、思い返せばなんだか老後のおばあちゃんみたいな生活でした。

No3・切迫早産で入院している人達の書いたブログ

私は自宅と病院が1時間30分ほどの距離だったのと、

パートナーは毎日終電の仕事なので家族に会えるのは週末のみ。

トイレ以外は立つことができない絶対安静の入院生活なので

平日は医師、看護士さんとしか話しませんでした。

切迫早産で入院している人が同じ病室にいるのかどうかさえ分から無い中

自分の状況がどんなもんなのか不安で不安で仕方なかった。

だからこそ、同じ立場の人がまずいることに少し安心し、

その人達が無事に子どもを産んで育てています!という報告をみることが

自分の精神安定剤替わりだったように思います。

切迫早産入院(10日目)

~切迫早産で入院したときに書いた日記を振り返っています~

妊娠32週0日目

息子がやってくる。

義父とパパと3人で面会開始時間13時ピッタリに来てくれた。

息子は私のことをちらちら見ながら、私には全く寄り付かず。

パパが買い物にいくためにその場を離れると泣きじゃくってしまった。

見かねた義父が一緒に遊ぶと少しづつ機嫌を直し、

いつもの笑顔を取り戻してくれた。

面会時間は30分。

先生が座っておく限界を判断してくれたのだろうと思う。

私も正直そのくらいが限界で、ずっと寝たままの生活が11日も続いていると

座ってることがしんどくなってしまう。

帰り際、泣きもせず、バイバイとそのまま帰っていってしまった。

 

日記を座って書くのがしんどい

ベッドの上にテーブルを出して日記を書いたりすることができたけれど

このころ24時間の点滴とか、寝たままの生活でなんだかふらふらしたりとか

起きておくのがしんどくなっていました。

身体がしんどくなってくると、精神的にもぼんやりとしてきて

時間がとても長く感じたり、かと思えばあっという間に夕方になっていたり…

我ここにあらずな日が続きました。

切迫早産入院(9日目)

~切迫早産で入院したときに書いた日記を振り返っています~

妊娠31週6日目

今日はやっとシャワーにかかることができる。

点滴の副作用で夜中に出る汗の量がひどく、汗臭い。自分に限界。

シャワー室には座る椅子があり、

切迫早産を悪化させないために座ってシャワーにかかるのだが

座るとお腹が張ってしまうのがよくわかる。

部屋ではずっと寝ているので座ることに抵抗が出来てしまっているのかもしれない。

明日は家族がお見舞いに来てくれるけど、ずっと座ってられないから

30分程度にしようと思う。

人に会いたいような会いたくないような…

シャワーにかかれるのは4日に1回だったので、常に綺麗な状態でいることは

できませんでした。だから、寝ること以外なにもできなくて、

時間はたっぷりあるから、声をかければ普段会えない友達に会うこともできたんでしょうが、

自分が汗臭くて、お腹の子もどうなるかわからなくて、座っても苦しいから病室に来てもらうしかなくて、病室は大部屋だから話が筒抜けで…

変に気をつかってしまうから人に会わない方が気が楽だなと思って

自分から進んで友達に連絡を取ることはありませんでした。

連絡が来た友達に「実は入院してて…」という返信をして

「お見舞いに行きたいな」と言われても

「相手できないし、悪いから、ごめんね」と伝え会いませんでした。

身体的にも精神的にもどんどん内に内に向いていったように思います。